みっちゃん介護日記

2016年91歳になり。要介護1。大正生まれのみっちゃんとの悪戦苦闘な毎日。→2016年6月2日に91歳の誕生日をを待たず、あっという間に亡くなりました。亡くなった後は私の心と悪戦苦闘な毎日です。

2017年03月

お彼岸

お彼岸だったのでお墓参りに行ってきました。

珍しく長男が明日休みだからお墓行こうよ。と。

うれしかった^^おじいちゃんおばあちゃんが大好きだった長男も

そこそこいい年になって面倒臭がってお墓に行く機会も減りました。

それがどうも、ずっと報告できていないことがあったようで・・・・

今回は、と行きたがったようです。

それは、、、、、

6年前、私の父がなくなる数日前、特養に入っている父のもとに

日曜日は毎週父のもとに長男が付いてきてくれていました。

認知症でほとんど食欲がないと施設の方に言われ父の大好きなものを持って

お庭にテーブル出してい一緒にお昼を食べました。

そんな時、父が長男に言ったのです。

〇〇(長男)のやりたい仕事につけるといいな。と。

丁度そのころ自分でやりたいことがわからずモヤモヤしていた長男。

認知症で自分のこともわかっていないようなときもあったのに

突然そんな言葉を言われるとは思っていなかったようで、心に響いたようでした。

その後自分のやって行かれる仕事につき、少しだけ当時自分を見つめなおす

事ができた今、まだおじいちゃんに報告できていなかったことが心残りだったようです。

帰りがけ、報告できた?と聞くと

とりあえずは。。。。

何できちんと報告しなかったの?

まだ完全じゃないから。

ですって。

亡くなってから6年たってもおじいちゃんの存在は長男の心に生きているようです。

 みっちゃんにももちろん話しかけてきました。

もう少し長く生きてくれたら変わっていく孫たちを見ることができたのにね。

しまった!早すぎた!と後悔してるんじゃないでしょうか?

一週間に一度みっちゃんを思い出す道

私には一週間に一度通る道があります。

その道は時々お酒を飲んだ帰り道に通るところでもあります。

なんとなくほろ酔いで20分の道のり。

丁度いい酔い覚ましになります。

ところが・・・・・

途中にみっちゃんが通っていたお医者さんがあります。

普段は前を通ってもなんてことありません。

ちょっとお酒が入ってる、そのちょっと・・・のところが

どうもスイッチになるらしいのです。

みっちゃんをなんとなく思い出してここを通ったな~から始まり

こんなこともあったな~と次々頭に思い出されます。

最初のうちは面白かった思い出や楽しかった思い出です。

しかし、だんだん家が近づくころになると、入院したころ、

首から下が動かなくなってもいつも笑顔で前向きだったみっちゃんの顔、

そのうちたどり着くのは亡くなる前日自分のみっちゃんに対する態度の後悔の念。

気が付けば同じところあたりで涙がほほをつ~~~っと流れています。

毎回毎回何やってるんでしょうわたしは。

わかっているのにそこを通るんです。バカですね~まったく。

毎週20分の道のりはみっちゃんとの会話の時間なのかもしれません。

お酒の力は恐ろしい・・・・・

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